家を建てるなら知っておきたい 建物の構造ガイド

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ツーバイフォー構法とは

在来軸組構法とは別に、北米から世界中に普及したツーバイフォー構法は、日本では正式名を枠組壁工法といいます。
木材の断面が2インチ×4インチであることから、ツーバイフォーと呼ばれています。
近年では、年々シェアを拡大し、年間約7万棟の戸建て住宅が全国的に建築されています。
ツーバイフォーの特徴は、少ない種類の企画材で構造体を作ることができる点です。
軸組構法では、床を支持するために大きな断面の大梁や小梁など、多数の木材を使用しますが、ツーバイフォーは、部材の種類が少ないので、作業の合理化を図ることができます。
また、接合には構造用の釘や接合金物を使用し、壁や床の剛性は、構造用合板を枠に釘打ちすることで得ています。
基礎工事では、床下の地面から水分が蒸発して湿度を上げないように、地面に捨てコンクリートを打設します。
土台は角材や木材を重ね合わせ、アンカーボルトで基礎に緊結します。
床根太は土台の上に載せて釘を斜め打ちし固定します。
根太の木口を見せたくない場合は、端根太を取り付け、根太の間に転び止めを入れて固定します。
平らな1階の床(プラットフォーム)ができたら、そのうえで壁を作っていきます。
まず、壁の下枠部材と上枠部材を基準に、縦枠を釘打ちします。
続いて、枠材に構造用合板を釘打ちし、作業は全てプラットフォーム上に各部材を置いて行います。
窓の位置で切り取り、1面の壁面ができあがったら、所定の位置に合わせて90度回転して起こします。
4面の壁が建ち上がったら、2階の床組に作業を移していきますが、その作業は1階で行われた土台から上の作業が繰り返されます。
小屋組みには、垂木を母屋のように受けるもの、垂木と手錠根太のトラスで持たせるもの、キングポスとトラスなどがあります。
和小屋に似ている形式のツーバイフォーの小屋組みは、部材の断面に大きな違いがあり、和小屋の束にあたるものがないので、垂木を支持する梁の両端は両側の壁までの長スパンになり、梁成が大きくなります。
また、束がないので、広い屋根裏空間を作ることができます。

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