家を建てるなら知っておきたい 建物の構造ガイド

家を建てるなら知っておきたい 建物の構造ガイド

木造建築とは

日本では昔から木造建築が発展してきました。
国土の大部分が森林に覆われており、建築物の構造に適した良質の木材が豊富に採れたこと、海に囲まれた高温多湿の環境に木造建築が適していたこと、奈良時代、仏教伝来とともに優れた木造建築の技術が伝来したことが、日本の木造建築の技術を高めていった要因です。
住宅などの後方には、従来からの柱と梁による架構式構造であり、柱間が大きい場合は梁の断面を大きくするなど、梁の種類が多い在来軸組構法や、構造材としては主に小断面の企画材を使用し、構造用合板を枠組みに釘打ちして面を構成する構造体であるツーバイフォー構法、小断面の部材で作った枠組みに構造用合板を接着剤で圧着して剛性のあるパネルを作り、現場で組み立てる構法のパネル構法、丸太を水平に積み上げて壁を作る丸太構法、集成材は引き板を接着剤で張り合わせて作るものなので、引き板をまげて重ね合わせると、湾曲した集成材ができ、柱と梁が一体になった部材を作ることができるので、加工方法も在来軸組構法とはかなり異なる集成材による構法があります。
学校や子どもの施設などの中規模な建築物にも、木造建築が使われるようになり、以前は鉄筋コンクリートや鉄骨で作られていた建築物が、集成材による構造で建築されることが、多く見られるようになってきました。
これまで鉄骨構造で建設されていたプールや体育館などにも気が採用され、デザイン性や意匠性が優れた建築物も増えています。
こうした木造建築物に使われる木材には、針葉樹材と広葉樹材があります。
針葉樹材は、葉は細くとがっており、軟木といわれる通り加工しやすく、木肌が美しく、和風建築物では構造材の柱がそのまま化粧材になっています。
銘木として有名な、吉野杉、北山杉、秋田杉が代表的ですが、多くを輸入材に頼っています。
広葉樹木は、霧のような柔らかい材質のものもありますが、一般的には硬木が多く、種類も多いことが特徴です。
仕上げると美しく、家具や建具、ベニヤ単板、造作材などにも使われています。
また、硬木は床材としても使用されており、ケヤキ、ナラ、シオジ、クリ、カシ、サクラ、チーク、ラワンなどの無垢材として戸建て住宅などで採用されています。

Copyright (C)2017家を建てるなら知っておきたい 建物の構造ガイド.All rights reserved.